セリア玉手箱コラム-金野潤監督

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私の自慢すべきは、周りの人々に恵まれる運です。たいした能力もない私が、ここまで来れているのも周りに優秀で優しい人々が集まる運を持っているからです。恩師、先輩、友人、後輩、家族、教え子には、本当に感謝しています。その中でも今日は、日本大学柔道部の教え子達を紹介させていただきます。

「最近の子供は根性がない」「わがままで堪え性がない」なんて大人達の言葉をよく聞きます。しかし、私は全くそうは思いません。それどころか、私の若い頃よりはるかに根性があり、礼儀正しく、物事をわきまえている若者に私は囲まれています。彼らは「柔道日本一、世界一」という明確な目標をかかげ、日々精進しています。その真剣な眼差しは、常に私に無限のエネルギーを送ってくれます。もちろん、時には敗北に打ちのめされ、迷い、みじめな思いをすることもあります。しかし、それは彼らが高みに挑戦するからです。彼らに勝利という結果を出させること。それにより強靭な心身と豊かな人間性を育み、社会と他者を幸せにできる能力を持った人材を輩出することこそ、我が使命だと思っています。

昨年、今年と本学柔道部は全国大会決勝で敗れました。これも監督である私の器がまだ育っていない証拠であります。学生達の真摯な努力に報いるため、応援してくださる方々のため、必ずや全日本学生団体優勝大会で優勝し、オリンピックで金メダリストを出します。皆様に応援していただければ、大変ありがたく、光栄の極みでございます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。末筆になり、恐縮ですが、この場をいただきました大神田良先生に心より感謝申し上げます。


文章/金野潤監督
略歴1994・1997年 全日本柔道選手権優勝

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制野龍太郎選手(3年)
平成24年度 全日本学生柔道体重別選手権
100kg級3位

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片岡仁選手(4年)       
平成24年度 全日本学生柔道体重別選手権
81kg級準優勝 

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原沢久喜選手(2年)
平成24年度 全日本学生柔道体重別選手権
+100kg級優勝
平成24年度 講道館杯全日本柔道体重別選手権
+100kg級優勝
平成27年度 全日本柔道選手権
無差別級優勝

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